世界の終わり、あるいは始まり [ 歌野晶午 ]のレビューは！？

30代 男性さん
歌野さんの本はいくつも拝読しましたが、どれも独特の世界観があり好きです。書店でオススメ書として並んでいる書店を２店舗見かけました。これは読むべきだと思い購入に至っています。 テーマは誘拐。児童を誘拐し、身代金を要求するのだが発見された児童は射殺されているという惨い事件が連続して起こります。近所で発生した誘拐事件をどこか他人事のように感じていた主人公は息子の部屋で偶然名刺を発見しました。その名刺は誘拐事件で被害者となった父親の名刺だったのです。もしかしたら自分の息子が連続誘拐犯なのか？息子が留守の度に部屋を捜索すると出てくる証拠品達・・・。自分の息子が殺人鬼かも知れないという父親心の葛藤がこの本の醍醐味といえます。

10才未満 男性さん
自分の小学生の息子が誘拐殺人事件の犯人なのか？という疑惑に とりつかれた父親の物語。そんなことありえないと言い切れない ところが現代の怖さであり、親子が別人格で、その実お互いに相 手のことをどれだけ知っているのだろう？という恐怖を感じさせ る問題作。本作の翌年、作者はあの「葉桜」を上梓する、まさに充実の時の一冊と言える。 ※評点については「まろの本棚」を参照ください

30代 男性さん
歌野氏らしさが十分に発揮された力作です。

30代 男性さん
連日のようにワイドショーで繰り広げられる凄惨な事件 でも、数分後には笑ってられる・・ もしも被害者の家族だったら・・ ましてや加害者の家族だったら・・ 主人公のわが子が犯罪者ではないかと疑惑が確信へ そしてその後の結末が、想像によって・・ 疾走感がたまらない作品です。 著者の作品を初めて読みましたが、その他の本も 読みたくなりました

30代 女性さん
全編刺激的です。ラストが、あっ、やっぱり…という感想ですが、楽しめました。実験的な作品なのかもしれませんが、他人を信じられるか、自分を信じられるか、そんなテーマは歌野さんらしいのかも。

年齢不詳さん
ぎょえ〜！これが現実だったらどうしよう。というか、すでに現実、、、とも言う。考えさせられました。

30代 女性さん
なかなか面白かったです。この作家さんの本は２冊目ですが傾向は同じですねぇ。。。前もそうだったなぁ。と思いながら読んでました。

40代 男性さん
結局、妄想がいくつも出てきたので、途中でよくわからなくなりました。でっ、結局？と聞きたくなりました。

30代 男性さん
長い家〜以来１０年以上ご無沙汰でしたが、 たまたま先日ブードゥー〜を読んで火が着き、 他の未読本も色々と読んでいます。 歌野氏曰く ｢読後に嫌なイメージが残る物を書きたい｣ ｢読者を嫌な気分にさせるラストが理想｣ 流石です。

20代 女性さん
タイトルに引かれて購入。 面白かったです。 ほんとタイトルどおりです。